天然竹袖垣「白玉袖垣 ヒシギ」施工例

2012年に設置した天然竹袖垣を新しい袖垣に取り替えました。

こちらが2012年5月設置当時のもの。

次が2014年2月ごろのもの。約2年が経過して、天然竹独特の落ち着いた風合いが出ています。

そして、交換に至った現在の状態です。7年半が経過しました。形状は崩れていませんが、だいぶ色味が薄くなってきています。

今回、設置する袖垣は、「白玉袖垣 ヒシギ」です。本来は、黒い飾り紐は付いていませんが、職人さんが関西仕様に仕上げてくれました。

サイズは、高さ1700mm×幅600mm、厚みは使用する竹にもよりますが、8センチから10センチほどです。
親柱は直径約10センチ、子柱は直径約8センチです。

芯材となる竹の周囲を細かく裂いた竹で巻いて作り上げています。

格子の部分は手作業でしっかりと丁寧に編み込まれています。

設置方法は、玄関脇の軒下なので風当たりもなく、雨風も当たりにくい場所なので、傍の雨樋にワイヤーで上下2ヶ所括り付けています。

完成です。

背面も同じデザインです。

白竹の美しい佇まいに新たな気持ちで新年を迎える事が出来そうです。
天然竹ですので、年月が経つにつれて趣深くなり、見栄えも良くなります。

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